素材×プロセス×環境~ビジョンにフィットした人材・組織の作り方~/【デジタル神無月】参加レポート

こんにちは。クリエイティブセンター福岡の林です。

 前回の記事でもお伝えしましたが、九州最大級のデジタルマーケティング&クリエイティブのカンファレンスイベント「デジタル神無月」が2016年10月19日(水)〜10月20日(木)に福岡で開催されました。

>デジタル神無月のサイトはこちら

 

 今回は、デジタル神無月を締めくくったセッション『 「素材 × プロセス × 環境」 〜ビジョンにフィットした人材・組織の作り方〜 』を参加者の立場から紹介したいと思います。

 スピーカーに株式会社クリエイターズマッチの呉氏(写真左)、TATEITO株式会社の平野氏、株式会社ディーゼロの矢野氏を迎えて、モデレーターとして弊社の栗谷(写真右)が登壇しました!

呉氏、栗谷氏
 

セッション概要

 セッション冒頭に「デジタルなイベントの最終テーマが『人』か、という風に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが」と前置きがあり、「戦略や運用を実行するのは最終的に組織や人だということを再認識し気付きや答えを持ち帰っていただきたい。その人材をどう見極め育成し、適切な人材配置を行っていくか。これが組織にとって重要です。」との導入から始まりました。

 人・プロセス(育成)・環境のテーマで各スピーカーの事例や想いをクロストークしていく内容で、「Design of CreativeWork」(クリエイティブワーク(仕事・人・スキル・フロー)の最適化)をミッションとして掲げている弊社としても注目のセッションです。

 全国からプレイヤーが集まり生の声を福岡の地に届けたい、という想いで立ち上がった本イベント。本セッションはイベントの締めくくりに相応しいテーマだと感じました。

 

人材

 人材をテーマにした最初のパート。「そもそも良い人材って何?」という投げかけから株式会社ディーゼロの矢野氏(写真左)のお話へ。そこから各スピーカーへ話が広がっていきます!

矢野氏、平野氏

 一般的に言われている良い人材像というのは、【時代・地域・環境】によって異なってくる。その中でも時代においての良い人材の変化の理解は必要で、今の時代にあった良い人材とは、

  1. インプットしたこと、思考したことを共有出来る
  2. ダイバーシティな環境を理解し共通点を見つけ出し思考できる
  3. 集団で結果を残すことを考えられる

ことなのではないかというお話になっていきます。さらに、素直さ・努力することは大前提として

  1. アウトプットが上手な人材
  2. コミュニティ形成ができる人材
  3. チームビルディングができる人材

上記3点が今の時代のいわゆる「良い人材」ではないかという内容でした。

 また、平野氏からは、会社が必要とするスキルに合わせた採用(スキルフィット)と、会社のカルチャーに合わせた採用(カルチャーフィット)のお話の中で、スキルフィットについて某ハンバーガー店で長年勤めていた方が一念発起し、WEB業界に足を踏み入れた時の顛末を「会社のフェーズによって、活躍できる場所(環境)ができ、結果として良い人材になった事例」として紹介頂けました。

 

 そして、「現在から未来にかけての良い人材は育てていかなければいけない」という話の流れになり次のテーマ【プロセス】へ移りました。

 

プロセス(育成)

 プロセスをテーマにしたパートでは、TATEITO株式会社の平野氏(写真右)からお話が始まりました!

矢野氏、平野氏

 人を育てるところの大きなポイントとして次の3つを挙げられました。

  1. 自分たちにマッチしない事業、サービスを無理やり展開しようとしない
  2. 始めた事業、サービスを現場任せにしない
  3. 現場任せのOJT教育に依存しない

 組織の規模が小さい時はほとんどがOJTになるが、組織が大きくなるにつれてOJTの質もばらつき始め、人材の質のばらつきやサービス提供レベルの差、顧客満足度の低下につながるケースが多いと事例を交えてお話がありました。

 それを受け、呉氏が、「まさに今、自社でOFF-JTに取り組んでいる。」と、外部教育を含めた取り組みについてのお話をされました。

 

環境

 最後のテーマは環境。どんな待遇であっても、当の人材の求める環境でなければ、会社を去ることになると思います。報酬も大事ですが、環境は人にとって一番重要なのではないかと私は思っているのでとても興味深くお話を聞けました。

 このテーマでは、株式会社クリエイターズマッチの呉氏(写真左)からトーク開始!

矢野氏、平野氏

 就業規則や雇用形態等の環境もあるが、最も重要なのは「仕事自体の環境」。働き方の多様化が進む中、人それぞれの価値観の軸も多種多様になってきた。仕事自体の環境を整えた上で就業規則や雇用形態などの見直しをすると有効的だと思う。そこで仕事の環境を整え、多様化を実現するために、株式会社クリエイターズマッチでクラウドソーシングビジネスを始めた。と、会社のビジョンと働く人の価値観をフィットさせた事業形態を作り上げている呉氏からお話がありました。

 

 環境テーマの最後には、人が育つ環境として、上司の存在が大きいという点が挙げられました。お三方それぞれがリーダー像を持っておられましたが、以下の点において一致していました。

  1. 決められる人
  2. 舵を切れる人
  3. 失敗を恐れない人

 そういったリーダーが人や事業を育てていくことになる。経営者はそういったリーダーが育ち行動できる環境を作らなければいけない。常に環境や人が変わり行く中で、軸をぶらさず会社も変わり続けなくてはいけないと力強い言葉で締めくくられました。

 

まとめ

 本セッションは非常にテンポよくクロストークが繰り広げられ、笑いもありの充実した内容でした。

 スピーカーの3名は三者三様のリーダーシップでしたが、人や適切な人材配置(または人に適した環境)を大事にしていると感じました。会社のビジョンに共感して共に仕事をしていく事を選択した人に対して、適切な環境を提供することが重要だということをこのセッションで再認識できました。人の採用、育成、環境づくりに携わり、変わり続けている方の生の声は会場にいた方々にも響いたのではないでしょうか。

 弊社では、12月(予定)からWEBマーケティングやクリエイティブに関連する職種を紹介・派遣(申請中)する事業を行っていきますが、セッションの中にあった「スキルフィットとカルチャーフィット」を強く意識していきたいと思います。

 

デジタル神無月 運営事務局
クリエイティブセンター福岡株式会社
              林